カテゴリー: 診療

 【第53話】 秋の職員募集

 今日は、みなさんにお願いがあってブログを書いています。ご存知のように当院は昨年2月6日の開院以来、おかげ様で多くの患者さんからのご支持を頂いています。先週水曜日は1日で140人、金曜日は1日で160人の患者さんにご来院頂きました。たまたま寒くなって風邪が流行っているのと秋の花粉症のせいだと思います。
しかし、昨年の今頃より、25%ほど増えております。以前に風邪などで受診され、当院のハ…

 【第49話】 和歌山講演

  9月7日は、和歌山県耳鼻咽喉科医会・九鬼清典会長からご招聘頂き、「症例から学ぶ漢方力アップセミナー」で90分間の講演をさせて頂きました。 場所は、月末にはあのゴールデンボンバーのコンサートも開かれる和歌山県民文化会館の大会議場です。
たくさんの先生方に受講して頂きました。
「公開!今中流・漢方実践術」~どこまで証をとる必要があるのでShow~ と題し、…

 【第45話】 補聴器の相談もお任せ下さい。

  6月29日に、「日本耳鼻咽喉科学会・補聴器相談医」の資格更新のための講習会に参加し、バッチリ勉強して来ました。当院は東洋医学だけじゃなく、文明の利器である「補聴器」の相談にも力を入れています。
メガネと違って「慣れ」も必要であり、値段も高額なものなので、当院内において、補聴器の適合・調整を何度でもさせて頂き、「うん、これなら役立ちそうです!」「1か月ずつ、いろいろ…

 【第41話】 しずく画伯

  お目目がくりんとして可愛い5歳のしずくちゃん。いつも胸につけている自筆の名札が印象的です。 その達筆ぶりをお褒めすると、当院の分も書いてくれました。 しかも、私の似顔絵まで! しずくちゃん、ありがとう! 先生はとても気に入っていま~す。 …

 【第37話】 花粉症の漢方治療について

  今や、国民の5人に1人と言われるスギ・ヒノキ花粉症。大気汚染の影響もあって、毎年重症化する方も少なくありません。当院では、比較的眠気の少ない第2世代の抗ヒスタミン薬(アレグラやタリオンなど)やステロイド点鼻薬や点眼薬を処方しないわけではないのですが、案外知られていない『一切、眠くならない』『体に優しい』『飲むとすぐに効く』という『漢方薬による花粉症治療』を提案しております。…

 【第32話】 インフルエンザ

最近流行の兆しをみせるインフルエンザ(現在のところ、今年はA香港型が多い)。 漢方薬をその治療に使うことの意義やいかに? わかりやすくお伝えするために質疑応答形式でお届けします。   質問1:タミフルやリレンザやイナビルなどの抗ウイルス薬と比べて漢方薬の麻黄湯は症状を緩和する程度のお薬だと聞きました。いかがですか?…

 【第30話】 看護師も走る年末(師走)

  12月24日が振替え休日だったために、25日の午前の外来は、138名の患者さんが来院して下さるという大盛況でした。クリスマス寒波のせいもあり、午後からは90名でしたが、トータルで228名と、初めての200人超えを経験しました。開院後、初めて迎えるクリスマスということで、私も幸せを呼ぶピンクの白衣で臨み、スタッフもそれなりにコスプレしていたのですが、お愛想できるような状態では…

 【第29話】「今中院長は、名医なのでしょうか?」

  先日、守口市で一二三薬局を営む同級生の明石吉弘氏を訪問しました。「お~っ、大先生がわざわざ来てくれた」と歓待され、土井商店街の割烹居酒屋「花かるた」で、楽しくも熱く語り合いました。およそ15年ぶりの再会でした。彼は、このブログ第17話と第23話にコメントを入れてくれた地域に信頼の厚い熱血・薬剤師さんです。彼の馴染みのお店で、この冬はじめてのてっちりを安く、美味しく食べること…

 【第12話】 高橋宏明名誉教授

 6年間の医学部生活を終える頃、私は進路として脳神経外科と整形外科と耳鼻咽喉科で迷っていました。それぞれの臨床内容に惹かれるところがあったのですが、耳鼻咽喉科の高橋宏明教授のお話ぶりが実に明朗闊達で、理路整然とされており、それでいてユニークであったので、こういう聡明なボスの下で働きたいと考え、平成2年の春、耳鼻咽喉科学教室に入局しました。高橋教授は、昭和60年4月1日より平成8年3月31日まで、大…

 【第11話】 風邪・インフルエンザの漢方薬

院長の論文が、1928年創刊の名門誌「耳鼻咽喉科・頭頸部外科」4月号に掲載されました。
「JOHNS」と並んで双璧とされる臨床に役立つ人気雑誌の原稿依頼が舞い込んだので、開院直後の大忙しの時期でしたが、睡眠時間を削って渾身の執筆をしました。 最新の漢方治療の特集が組まれ、如何にして漢方に不慣れな耳鼻咽喉科医に、有益な情報を提供できるかが焦点です。私に与えられたテーマは「上気道炎・インフル…