【第49話】 和歌山講演

  9月7日は、和歌山県耳鼻咽喉科医会・九鬼清典会長からご招聘頂き、「症例から学ぶ漢方力アップセミナー」で90分間の講演をさせて頂きました。

場所は、月末にはあのゴールデンボンバーのコンサートも開かれる和歌山県民文化会館の大会議場です。
たくさんの先生方に受講して頂きました。
「公開!今中流・漢方実践術」~どこまで証をとる必要があるのでShow~ と題し、「漢方薬を効かせるためには、東洋医学的診察を行い、『証』を決定する必要があります。耳鼻咽喉科医といえども、漢方を使う以上、『証』をとることを躊躇してはいけないと考えます。現代に生きる耳鼻咽喉科専門医である私は、西洋医学的な診断も利用しつつ、日本漢方の『方証相対』と中医学の『弁証論治』という手法を適材適所に取り入れた画期的な診療体系を構築しました。『めまいに対する苓桂朮甘湯活用術』を皮切りに、『耳鳴に対する随証治療』、『花粉症に対する治療戦略』、『副鼻腔炎に対する辛夷清肺湯活用術』、『乳幼児、小児への服薬指導の重要性』、『最新・ハイブリッド治療』まで、実践的な内容を惜しげもなく披露致します」という内容で今回は用意した106枚のスライドをきっちり時間内でお話しました。

最後に、九鬼会長とオレンジクリニックの木村貴昭先生と神人先生と一緒に写真を撮りました。
最初、九鬼先生が「耳鼻科医でありながら、労災病院で漢方外来をしておられるジーニー先生を紹介しとくわ」とおっしゃられた時はGenieもしくはGinnyという名前の金髪女性が現れるのかと思いましたが、くわばたりえさんに勝るとも劣らない軽快なテンポでお話される快活で美人なじんにんみほこ先生でした(笑)。

講演会終了後は、九鬼先生と木村先生に、「 グルメギャラリーよし野 」という素晴らしいお店でご馳走して頂きました。