● 【第84話】 一生分の松茸と近江牛を一回の人生で二回も食べてしまいました。
平成24年10月21日、前から行きたくて仕方なかった「名物・あばれ食い!」の松茸屋・『魚松』さん の信楽たぬき茶屋店に行って来たことは、ブログ第22話でご紹介しました。このブログは今までで、最も反応が大きかったのです。最近、テレビ放映でこの店が店舗を移転し、綺麗になったことを知り、11月2日に再訪しました。 趣きのある床席が出来て、見晴しが良くなっていました。サービスが少し雑になっていまし…
平成24年10月21日、前から行きたくて仕方なかった「名物・あばれ食い!」の松茸屋・『魚松』さん の信楽たぬき茶屋店に行って来たことは、ブログ第22話でご紹介しました。このブログは今までで、最も反応が大きかったのです。最近、テレビ放映でこの店が店舗を移転し、綺麗になったことを知り、11月2日に再訪しました。 趣きのある床席が出来て、見晴しが良くなっていました。サービスが少し雑になっていまし…
今年も私にとっての「甲子園」、全国の耳鼻咽喉科医たちと漢方治療について熱い議論を交わせる研究会の日がやって来ました。今年の一般演題は25題と昨年の倍、参加者は東京の有名な神尾記念病院の先生方が大挙して参加されるなど223名と大盛況でした(昨年は171名)。 そんな中で、西洋医学的に難治とされる耳鳴の治療について、内薗明裕先生(鹿児島県)や涌井慎哉先生(箕面市)との質疑応答が一際…
10月11日、大阪医科大学耳鼻咽喉科学教室の八交会(同門会)が福島のホテル阪神で開催されました。約60名の先生方が集まりました。当院の近くで、ご開業されている鈴木哲先生など普段お会いしたくてもなかなかお会いできない先輩の諸先生方とお話できる貴重な機会です。その中でも今年特にお会いしたかったのは、私の学位論文「実験的ラット甲状腺腫瘍の核DNA量解析」の研究はもとより、発表原稿から論文の書き方まで全…
おかげさまで、来院患者数が1万人を突破しました。平成24年2月6日開院以来、2年8か月と16日後の10月22日のことでした。近頃は、毎月200人ほどの新患の患者さんにお越し頂いておりますので、その日が来るのは先月ぐらいから確実にわかっており、1万人目の患者さんをどのように歓待すべきか悩ましいところでした。しかし、なんと当該患者さんは保険証を忘れたとのことで、No.10000の診察券を作ったものの…
9月24日、大阪市・北浜のフレンチレストラン『エッサンシェル』で、牧本一男先生の喜寿をお祝いする会が行われました。案内状が届いた時は、「割烹じゃなくて、フレンチ?マジで?」と思いましたが、元ル・コントワール・ブノワ大阪のエグゼクティブシェフをされていた大東シェフが作る繊細で美しい料理は、まさにフランス料理と日本料理のマリアージュ。日本の職人が作る器に盛り込み、和の趣きさえ漂う料理を、カウンタースタ…
摂津富田駅の近くにあったヨーロピアンダイニング『 ラ・クニ 』 が、昨年2月7日、宝塚大劇場の真ん前に移転したことはご存知でしょうか?私は、新田均シェフもオーナーのクニさんも大好きなので、そのグランドオープンの日に駆けつけたんです。
ランチの新メニュー「メアリーおばさんが大好きな、フライパンで焼きあげる、大海老のパン粉焼き」をいち早く食べることが出来て大満足でした。
クニさん…
額帯鏡は耳鼻咽喉科医にとって最も重要な装備のひとつです。前面にある凹面鏡により電球の明かりを反射して診たい部分にあて、鏡の中心にあいた孔から観察します。どんな耳鼻咽喉科医も、最初はこれを使いこなすのに四苦八苦するという道を必ず通ってきました。明かりを深部にまで届けることが出来るため、重宝されて来ましたが、左目だけが疲れる、診察の効率の良さに欠けるなどの欠点もあり、最近では額帯鏡を使わずに電気式の…
8月31日、ホテルグランヴィア京都・源氏の間で、高橋宏明先生の米寿をお祝いする会が盛大に行われました。吉田政雄先生の開会のお言葉で開宴し、高橋先生が昭和2年生まれの87歳とは思えない饒舌な語り口でご挨拶されました。直前に丸谷才一著「挨拶はむづかしい」を再読され、構想を練られたそうです。 6年間の医学部生活を終える頃、私は進路として脳神経外科と整形外科と耳鼻咽喉科で迷っていました。それぞれの臨床…
私が医師になって初めて赴任したのは大阪市平野区の長吉総合病院だったのですが、耳鼻科医は一人常勤で、日々心細い思いをしていました。ところが、大阪大学第二外科から派遣された強豪メンバーから構成される外科のドクターは大変気さくかつ寛容で、私を仲間に加えて下さり、なんと私の机は院長の許可を得て、外科の医局内に引っ越ししたのです。日々の臨床のことのみならず、いろいろと相談に乗って下さいました。
…
今年の日本東洋医学会学術総会は6月27日(金)~29日(日)、東京国際フォーラムという大きな会場で開催されました。私は、220名もの膨大なデータの解析をしたり、疲労がピークで、正直に申しますと写真のごとく初日はあまり元気がありませんでした。学会二日目、書籍売り場で立ち読みしていると、後ろから膝かっくんを喰らいました。びっくりして振り返ると、さかざきこどもクリニックの坂崎先生が見事なワンピースを身…