10月11日、大阪医科大学耳鼻咽喉科学教室の八交会(同門会)が福島のホテル阪神で開催されました。約60名の先生方が集まりました。当院の近くで、ご開業されている鈴木哲先生など普段お会いしたくてもなかなかお会いできない先輩の諸先生方とお話できる貴重な機会です。その中でも今年特にお会いしたかったのは、私の学位論文「実験的ラット甲状腺腫瘍の核DNA量解析」の研究はもとより、発表原稿から論文の書き方まで全てをご指導して下さった山本祐三先生(寝屋川市) です。
実は、今年の8月22日に「耳鼻咽喉科 最新薬物療法マニュアル」(中山書店) という教科書が発刊され、師匠である山本先生と分担執筆をご一緒させて頂いたのです。大変、誇りに思いました。各自、天才・市村恵一先生から依頼を受けた内容を5頁で書くというもので、山本先生は「ビタミン薬」を担当されました。私は「漢方薬 主な耳鼻咽喉科疾患での実際例」でした。西洋薬は細かく分類されているのに、漢方薬は全体でたったの25頁です。そこで、私は無謀にも(?)一人で28頁書きました。「今中、随分しっかり書いてたな。そやけど、いくらなんでも書き過ぎやろ。お前だけの教科書ちゃうで(笑)」と山本先生は叱って下さいました。
その教科書を手に持って、山本先生に一緒に写って頂きました。また、萩森准教授と服部先生(豊中市) 、田中朝子先生(枚方市・有澤総合病院)とも写真を撮りました。服部先生 は医局のムードメーカーですが、態度のデカいことでも有名です。服部先生、そろそろご自身の院長ブログを更新して下さいね。