【第61話】メリー・クリスマス&耳鳴患者さんへの福音

今年もクリスマスということで、スタッフはちょっと衣装を凝らして皆様をお迎えしました。小児科のさかざき先生に頂いたバルーンも大活躍です。

「先生は、なんでサンタさんの格好をしていないの?」というお声を多数頂きましたが、額帯鏡をつける関係で、なかなかそうはいきません。さて、写真は、診察室の入口と吸入ゾーンのサンタさんです。昨日、院長が、大阪市中央区の松屋町で購入したスノーマンのモニュメントは自動で回転します。ちなみに本日12月24日は、午前に107名、午後は100名の患者さんにご来院頂きました。無事、21時に診察が終わりました。

クリスマスといっても、特別なイベントは開催しておりませんが、当院に近隣よりご来院頂いているたくさんの耳鳴りの患者さん達には、院長とっておきの手作りの『養生の手引き書』の配布を本日より開始しました。
耳鳴りの治療は、西洋医学的には困難であり、「治らないからあきらめなさい」などと医師に告げられることも少なくありません。当院では「きっと治ります。頑張りましょう!」という姿勢で、漢方薬を治療の中心にすえて、取り組んでおりますが、なかなか良くならない、あと少しのところだが、耳鳴りが持続しているという方もいらっしゃると思います。東洋医学では、『医食同源』と言って、生活習慣、食事などを見直すことも、大切な治療の手立てとなります。たとえば、耳鳴りに良い食べ物としては、しょうぶ、はすの葉、セロリ、菊花、柿、はと麦、ねぎ、くるみ、ごま、松の実、栗、山芋、豚まめなどがあります。しかし、このような食品の羅列による食事指導だけでは不親切であると考え、今回、国際中医薬膳管理師・国際中医師の仲尾真美代先生のご尽力を得て、具体的なレシピを含めて、食養生を中心に詳しくアドバイスさせて頂くことにしました。ぜひともご活用いただき、その効果はもちろん、味、作りやすさなど、率直なご感想をお聞かせ頂きたいと思っております。
最後に写真をもう2枚・・・待合室のクリスマスツリーの飾りを昨年よりグレードアップしました。