【第47話】 YA喜楽

  今城町にある大人気の回転寿司店『喜楽』の支店が大蔵司にあるのはみなさん、よくご存知でしょう。
その2階に、7月23日、オープンしたのが、『海鮮焼・YA・喜楽』さんです。
 海鮮魚介類、特選和牛、南薩知覧地鶏など全国各地より新鮮な食材を集め、無煙ロースターで焼きたてを頬張ることができる実に喜ばしいお店です。と、申しますのも私、はまぐり、大あさりなどの貝類を焼くお店が大好きで、淡路島、和歌山、伊勢など、どこの観光地に行ってもこの手の店に必ず行きつけがあり、立ち寄ってしまうのです。本日、早速おすすめの海鮮おまかせ盛り合わせ(6種)1200円を頂きましたが、ほたて貝の活きの良さには舌を巻きました。海鮮焼きだけでなく、鹿児島の知覧鶏のたたきやお造りなどもとても美味しかったです。院長である私としては、一生懸命の店長さん、そして笑顔が抜群に素敵なフロアマネージャーさんも印象的でしたが、一番目を惹いたのは、やはりここのお皿です。

  オープンしたばかりで、大忙しの店内、ちょっとバイトのみなさんには重くて大変かも知れませんが、知る人ぞ知る地元の伝統ある『今城焼』の秀作です。実は、オープンに際して公募された『取り皿の言葉』に、家内がちゃっかり応募し、当選したのです。しかし、自分の目的とするお皿に出会う確率は約210分の1だとか。
 迷惑なことに、やたら取り皿を交換してもらっても、お目当てのお皿にはなかなか出会えません。すると、「さっき、見たような気がするなぁ」と店長さんが洗い場から発見して来てくれました。取り皿の様々な文字、いろんな方々の想いが寄せられていて、お皿を見ているだけでも楽しかったです。