【第34話】 聖バレンタインデー

  2月14日は、当院休診(木曜)日であったたため、その前日、嬉しいことにスタッフから三種類ものチョコレートを頂きました。可愛いもの、いかにも美味しそうなのもの、そしてソフトクリーム型の楽しいものです。
さらに、小児科のさかざき先生にはハート型の箱に入った手作りチョコを頂きました。すべて義理チョコだとわかっていても、院長はこの笑顔です。

 

そして2月14日は、家内とランチに行きました。そのお店は、大阪市・島之内にある『ポンマリー』がオープンから30年を経て、北摂の緑多い静かな住宅地に自宅レストランとして昇華して昨年誕生した『シェ・カミジ』です。平成6年、空手道部の鈴木杏樹似のマネージャー・湊ユリ江さんの看護師国家試験の合格祝いをこっそり高槻市の西武百貨店のフランス料理店で行いました。そのお店がこの『ポンマリー』の姉妹店だったのです。
当時、空手道部は中華料理の『楓林閣』で食事をするのが贅沢の極みでしたから、画期的な出来事でした。
あれから、19年も経っていたとは。。。まさに光陰矢のごとしです。

高槻市の『ポンマリー』は当時、ドキドキするようなお店でしたが、今では市民にとって、カジュアルフレンチのような身近な存在となっています。しかし、ここ『シェ・カミジ』では、ランチは限定3組、ディナーはわずか限定1組というのですから、大変緊張してしまいます。予想に違わず、素晴らしい絵画のような、そして実に美味しいお料理でした。一品目の白子は院長の大好物、二品目は贅沢なことにズワイガニ、三品目は院長の超大好物のフォアグラを使ったお料理です。

 

私が手に持っているのは、突如、家内から私に愛の告白とともにプレゼントされた待望の本命チョコです。
地球、木星、金星、海王星など、惑星をイメージした美しいものでした。

さて、お魚料理はスズキとオマール海老、お肉料理はシャラン産の鴨肉のソテーでした。はっきり言います。
めちゃめちゃ美味しかったです。自分で選んで持ち込んだボルドーの赤ワイン・『ドメーヌ・ド・ラ』と最高のマリアージュでした。この店は当院の岩さん風に申し上げると「超やばい」です。美しいマダムとも楽しくお話させて頂きました。そして、お会計に行くと驚愕の事実が発覚しました!
家内ではない別のある方によって「お支払い」が済まされていたのです。危うく心停止するところでした。
まじ、やばいですよね(笑)。このお店をご紹介頂いたIさん、お気遣い、本当に有難うございました。