【第27話】 忘年会

  2月6日の怒涛のオープン初日から、早くも10ヶ月が経ちました。当院はご存知のとおり、大盛況です。それを支えてくれるスタッフ達と面接で初めて会ったのが、昨年の12月18日の日曜日でした。ピンと来るとはこのことで、その日の夕方には採用の連絡をしました。私と家内の眼に狂いはなく、岩さん、大塚さん、桑村さん、え~っと、あとは、そうそう松岡さん、素晴らしいメンバーが揃いました。また、私の前の勤め先であった「どれみ耳鼻咽喉科」からは井原さんと尾形さんと曽我部さんがついて来てくれました。思惑通り、当初不慣れであった他のメンバーを大いにサポートしてくれました。その後、想定外の混雑をさばき切れず、スタッフを増員しました。こうして、斎藤さんや阪上さん、そして頼れる清掃スタッフとして岩下さんが加わりました。

当院は、私の理想とする、「北摂地域で最も頼りになる耳鼻咽喉科」となりつつあります。

まず、他の先生方が苦手とするめまい・耳鳴りに挑戦しています。そのため、聴力検査や耳鳴検査が多く、スタッフを煩わさずにはおれません。次に、子供達の「通院が長引く中耳炎や鼻炎」への取り組みです。講演会や学会などで、他の先生から、子供達がよくそんなに漢方薬を飲めるものですねと言われます。当院が真摯に取り組んでいる「試し飲み」が大いに力を発揮しているのだと思います。スタッフの頑張りがあってこそだと感謝しています。最後に、点滴と注射のフル活用があります。看護師の土井さんという貴重な人材を得て、それは実現できました。乳幼児の点滴や採血ができるなんて、夢のようです。春日町、須賀町、大塚町、南大樋町など近場の方がちょっとした風邪などで気軽に来られるようになり、医院は十分に繁盛しているので、茨木市はともかく、これ以上、大阪府下から大勢来られるのはどうなのか、ましてや他府県から押し寄せるのはいかがなものかとの配慮から、東京の出版社からの「本を書きませんか?」という依頼を断りました。とりあえず、北摂地域限定として、具体的には午前・午後の診察とも超過1時間以内の維持を目指し、スムーズな運営を心がけています。とかなんとか書いておりますが、患者様のご支援あってこそです。いつもごひいきにして下さって、本当にありがとうございます。予約システムを利用して、遠方からも近隣からもご遠慮なくどんどんお越し下さい。日頃からえらそうなことばかり書いておりますが、ベネッセのウイメンズパークによれば、当院の体験レポート数は某院の3分の1しかございません。

さて、その頑張り屋さんのスタッフ達に感謝をこめて、12月8日の土曜日に忘年会をお洒落なレストランで開催しました。本格的なフレンチのコース料理のなかに、手打ちパスタ、仕上げに割烹も脱帽のお茶漬けが出たり、大変なご馳走でした。しかも都心の3分の1と(院長にとって?)安心価格です。

突然流れ出したマライア・キャリーのクリスマスソングに乗せて、院長が、サンタレディとトナカイを連れ立って、出席者全員にバラの花と小さなプレゼントを配るという粋な演出をしました。 正確には、プレゼントは家内が周到に用意、お花は私がその日、急に思い立ったので、摂津富田のフローリスト佐竹さんに急遽電話してお花の出前をお願いしました。レストランのスタッフも要求通り、出席者に気づかれないように、会食中にお花を受け取り、隠してくれました。みんな、喜んでくれました。トナカイ役の岩さんですが、面接の時、市川海老蔵かという鋭い目線、眼力で私を驚かせてくれました。現在は、その眼力を封印し、普通のお姉さんぶってはいますが、診察室で見せてくれるコンピュータ入力の能力の高さにも目を見張るものがあります。そして、原先生イチ押しの阪上さんが華麗に変身、ひと肌脱いでくれました。日頃、医院を支えてくれている岩上氏(医療機器担当)と森本氏(聴力検査機器担当)もさりげなく変装して参加して下さいました。

最後に、一流ホテルで長年修業された田神シェフも交えて、記念撮影しました。

なお、12月25日はミニ・クリスマスイベントをご用意しています。当日限定、先着233名様までです。