【第166話】 コロナ滅の刃

 節分の日と言えば、2月3日というイメージがありますが、今年は2月2日でした。

節分の日が変わるのは久しぶりのことです。前回節分の日が変わったのは37年前の昭和59(1984)年で、この時は2月4日でした。また、今回のように2月2日だったのはなんと明治30(1897)年2月2日。124年も前です。そう、鬼舞辻無惨が作った鬼たちが増えだした頃です。ちなみに竈門炭治郎・禰豆子の家が襲撃されたのは大正元年頃だとされています。

今年の節分の日、皆さんはいつもにも増して強く、心の底から力を込めて「鬼は外、福は内」と叫ばれたことでしょう。令和二年はコロナウイルスという鬼が猛威を振るった年でした。

2月6日に9周年を迎える当院の処置室に、ご覧のような『鬼滅の刃』コーナーを設けました。一日も早い「コロナ滅」を祈っています。ちなみにこの処置室はダイキンのストリーマ空気清浄機2台で守られています。そして、例の75万円の紫外線ランプによるウイルス・細菌の照射・除去を行うフクダ電子の空気清浄機は3台目を購入、待合い、診察室、点滴室に鉄壁のコロナ滅の「柱」として配置しています。

間もなく9周年、おかげさまで延べ21600人の方が来院して下さいました。このコロナ禍、不要不急の外出は自粛要請がなされていますが、耳鳴り、めまい、そして慢性上咽頭炎などで本当に困り果てておられる方、他院で治療方針が立たず先が見えない方が根強く来院して下さいました。当院独自の西洋医学と東洋医学の融合治療で皆さん、快復の方向に向かっておられます。また受診控えから、副鼻腔炎や扁桃炎がひどくこじれた方も多くみられました。細菌感染が悪化している方には点滴治療も行い、形勢逆転を図っております。これからも地域の皆さんのお役に立てるように全力で診療致します。今年もよろしくお願い致します。ちなみに、「鬼滅の刃」の登場人物の人気ランキングは1 我妻善逸 2 冨岡義勇 3 時透無一郎 4位 竈門炭治郎 5位 胡蝶しのぶ 6位 嘴平伊之助 7位 煉獄杏寿郎 8位 伊黒小芭内 9位 不死川実弥 10位 栗花落カナヲ 11位 竈門禰豆子 12位 甘露寺蜜璃 13位 宇髄天元 となっており、私が推している「珠代さん」は24位でした。