【第143話】第68回・日本東洋医学会学術総会

 今年は、名古屋国際会議場で3000名を集めて、盛大に開催されました。イグノーベル賞を受賞された新見正則先生など、全国から著明な先生方も結集したというわけです。

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この学会に参加を開始して10年、毎年欠かさず発表してきたことが認められたのか、今年は私にも、
大役が回って来ました。一つは中田誠一教授とともに、星野朝文先生などが口演する「慢性副鼻腔炎」の群の座長を務めたことです。当院の門前薬局の樋口先生や以前、担当してくださっていた鶴澤氏が私の(?)応援に駆けつけてくださいました(笑)

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来年の総会は関西が担当します。しかも、その懇親会を私が取り仕切ることもあり、今年は懇親会にしっかり参加しました。木許泉先生のバイオリンの生演奏もあり、大いに盛り上がっていました。
勿論、来年は山崎武俊先生や福岡正平先生とともに、この10倍、盛り上げるつもりです。中医学の達人・梁哲成先生や星野先生の師匠で呼吸器漢方の大家・加藤士郎先生と一緒に写って頂きました。

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そして翌日は、今回の大役、漢方入門講座で、教育講演を30分間、務めさせて頂きました。演題名は、『耳鼻咽喉科領域の漢方治療のピットホール』です。「素晴らしかったです」と有名な新井基洋先生(『めまいは寝てては治らない』の著者としてマスコミ出演多数)や講演会・新聞紙面などでご活躍中の正木稔子先生に褒めて頂き、大変嬉しい思いをしました。

また、具体的な成績をパーセンテージで表示するのが私のウリではありますが、それをも超えて、
「個の医学」を大切にさらなる発展をするように、師匠の峯尚志先生に叱咤激励を頂きました。
肝に銘じて、頑張りたいと思いました。

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