【第100話】 高槻のモナリザ

 ついにブログが100話に到達しました。皆様に支えられ、こうして書き続けられることは本当に有難く、嬉しいことです。それをお祝いすべく、高槻の名店・「エッソンス・エ・グー」さんに最愛の家内と訪問しました。前菜は「野菜のジャングルに紛れ込んだ海老の冒険」とも言うべき豪快な一皿です。草食動物のように、葉っぱをひたすら噛み続けるうちになんだか胃だけじゃなくて、体も元気になっていく感じがしました。そして、抱きしめたくなるよう風味のお魚料理、本当に見事です。お肉料理は思い切って、私が猪肉を、家内が鹿肉をチョイスしました。まさに絶品でした。嬉しくなって、珈琲が提供された頃、山田シェフにいっぱい話かけると、「常連でもないくせにそんなに話しかけないで」「話の尺がいちいち長すぎるわ~」と取材を拒否されました。変人(?)の山田シェフ、実は私たち夫婦の久しぶりの来店がとても嬉しかったのでしょうか、嫌味も交えて、長々とお話してくれました。
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いつも陰ながら私を助けてくれている家内ですが、こうしてスポットライトが当たるとまるでモナリザのような美しさで惚れ直してしまいます。スタイルは、さすがに新婚当初と随分変わってしまったのですが、この「微笑み」はなかなかのものだと思い、無断掲載しました。またもや、えらく叱られることになりそうですが、どの写真が一番、モナリザっぽいか、投票頂きたいほどの出来映えです。

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